不正社員を追って天津へ
中国は、天津で不正社員の調査を行った事例をお伝えします。依頼主は北京をはじめ、いくつかの街でビジネスを行う経営者でした。
「北京支社の社員に不正な動きが見られるので素行調査し、何を企んでいるのか見抜いて欲しい」との事でした。
さっそく中国現地で調査を行うことにしました。
天津でシステム盗用
素行調査を行ってから数日後、動きがありました。今回の疑惑社員Aは、頻繁に北京から天津の街を訪れていることが発覚。
そして、ある雑居ビルのオフィスによく出向いているようでした。
その後、独自の手法で数日間調査を行った結果わかったことは、Aが今在籍している企業のシステムを盗用し、新たな企業を立ち上げているということでした。
調査結果報告とその後
今回得られた情報はすぐに依頼者様に報告。その後、Aは免職となりました。
ただ、盗用されたシステムや顧客のデータが今後使用されてしまってはいけません。
その為、現地の弁護士経由で、依頼者様の事業に関連した内容で業務をしないという方向で、同意をさせました。
こうした会社のシステムや顧客のデータが狙われたトラブルは増加しています。大事に至る前に、中国の企業調査専門のトラストジャパンにご相談ください。